食道がんの初期症状に気付いたら、早めに医師の診察を受けるようにしましょう。まず最初に気付く、食道がんの症状とは、食べ物を飲み込む時の違和感です。のどや胸の奥に痛みを感じることはありませんか。痛みの程度は人それぞれ。チクチクする痛みや、しみる感じがする方もいます。また、ゆっくり飲み込まないと気付かない程の痛みとも言えない違和感だったりもします。
そして、しばらくすると痛みがなくなってきます。「痛みは気のせいだった」とそのままにしておいてはいけません。この場合、進行しているケースも多いのです。早期発見のためには、この段階ですぐに受診することがオススメ。その後、次第に食事の度に食べ物がつかえるような症状が現れてきます。食道がんのがん細胞が食道を圧迫していることが考えられます。
さらに、そのがんが大きくなってくれば、食道を塞いでしまうことに。水を飲むことも困難になることもあるのです。のどの違和感と同時に、声のかすれも食道がんの代表的な症状のひとつです。がんによって声の調整ができなくなり、声帯がうまく機能しなくなるのです。食道がんの進行が進めば、ひどい咳が出たり、血の混じった痰が出たりという症状も現れます。
さらに、がんのステージが進むと、転移の可能性も拭えません。食道から他の臓器に影響が出始めると、肺や背骨を圧迫して胸痛や背部痛が起こることもあります。胸痛や背部痛と、食道がんとの関連を知らないと、痛みの原因がどこにあるのかが分からないので、注意が必要な症状です。胸痛や背部痛の心当たりがないのに痛む時は、食道がんを疑ってみることも必要ですよ。一度、食道の検査を受けるようにしましょう。
もし、体重減少の傾向にあるならば、迷わず検査を受けましょう。多くのがんの症状として、体重減少が現れるのはご存知ですよね。食道がんも例外ではありません。食べ物がつかえて食べられなくなり、痩せてしまうことも多いのです。このように、代表的な症状をご紹介しましたが、食道がんには無症状のケースもあります。一番厄介なケースです。
ですから、症状は見られなくても、ある程度の年齢に達したら、人間ドックを受けることが必要となるのです。やはり定期的な健康診断やがん検診、人間ドックは、早期発見・早期治療に大きく貢献していると言えるでしょう。